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12のキモチをひとつに社会福祉法人 東京都社会福祉事業団

採用情報

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採用情報 先輩の取組み最前線(令和2年度)

平成15年度から「職員提案」を実施。表彰委員会での厳正な審査の結果、表彰を行っています。

職員提案

東京都社会福祉事業団では、利用者サービスの向上、虐待防止、職員の育成、地域との連携や貢献など、より良い施設運営につながる様々な提案を、職員自らが積極的に行い、業務に活かしています。
また、その中から特に評価できる提案に対して、毎年、表彰しています。
令和2年度は33件の提案がありましたが、特にコロナ禍における取組み4点が受賞しましたので、ご紹介します。

令和2年度 最優秀賞

「入所ご家族と利用者をつなぐオンライン面会の実施について」
希望の郷東村山 管理・生活支援グループ

新型コロナ感染症拡大の影響によって面会の制限がかかり、利用者とその家族が面会出来ない期間が長くなってしまい、利用者・家族の間での不安感が生じていました。
そこで利用者と家族の交流の方法として、「オンライン面会」を検討し、その目的と使い方を周知したうえで導入する事にしました。
オンライン面会実施のため、利用者の障害特性に配慮した面会空間を用意し、面会用のアプリを使用したことがない家族の方でも簡単に操作・登録ができるようフローチャートを作成する等、きめ細やかな配慮を行い実施した結果、感謝の声をいただくことができました。

令和2年度 最優秀賞

「『大切な人』にマスクでありがとう」
石神井学園 しらさぎ工房

コロナ禍で外出の自粛が求められる中で、寮内での余暇時間の過ごし方が大きな課題となりました。
その課題に対して、石神井学園の一つの寮では自分たちで何ができるかと考え、「手作り布マスク」を製作し、自分達だけでなく、お世話になっている方々へ配布するという取組を始めました。
児童にとっては、自分たちが多くの人に支えられているか再確認する機会となり、また、お渡しした方から感謝されることが児童の自信につながり、児童同士の助け合いや寮での安定した生活づくりにつながりました。

令和2年度 優良賞

「コロナ自粛を楽しく乗り切る!園内『お菓子屋さん』の実施」
東村山福祉園 お菓子屋さん実施隊

新型コロナ感染症のまん延に伴い、外出制限に加え、現在生活している仮設建物ではグラウンドや体育館も使用できないという極度に制約された生活を余儀なくされました。
そこで、子どもたちの気分転換と余暇を充実させるため、職員が店番や調理を行い、曜日と時間を決め、園内廊下で「お菓子屋さん」を開設することにしました。
アレルギーやカロリーに配慮し、感染症にも細心の注意を払いながら定期的に実施し、児童の生活リズムを整える一助となったことで、児童の笑顔を見ることができました。

令和2年度 優良賞

「オンライン環境の構築と施設内連携の強化について」
小山児童学園 林 将幸

新型コロナ感染拡大防止により、学校の休校や面会への制限に対応するため、オンライン環境の構築が求められることになりました。
そのため、業務用のネットワークとは別のネットワークを構築し、オンライン環境への対応を推進することにしました。
その結果、学校と協力し、児童はオンライン授業を受けることで学習の機会を逃すことなく生活が行えました。また、職員においてはオンライン外部研修やオンライン会議を行う環境が整えられ、従前からの課題であったグループホームの孤立防止につながりました。

上記のほか、11件が特別賞として表彰されました。

  • 生活介護における新たな日中活動の提供について(チャレンジ(自立課題))(希望の郷 東村山)
  • グループホームにおける衛生管理の意識向上への取組み(栄養士の目線から)(希望の郷 東村山)
  • チーフゼミの設立と運営~横のつながりと自信を深める取組~(七生福祉園)
  • 「“性”と“生”に関する支援のガイドライン」の作成と活用(船形学園)
  • オンライン研修ツール「サポーターズ・カレッジ」の導入(日野療護園)
  • 「健康推進科薬局レター」の発刊」(八王子福祉園)
  • 「児童支援・寮運営の手引き」の改訂について(小山児童学園)
  • 地域生活移行準備マニュアルの作成(七生福祉園)
  • 園内全職員へのフェイスシールド配備(千葉福祉園)
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止対策の効果的な周知方法(八街学園)
  • 災害用非常食の整理(勝山学園)

事例研究発表会

当事業団では、職員の支援技術の向上等を目的として、障害者・障害児施設、児童養護施設それぞれの施設での取組事例を題材とし、事例研究発表会を毎年開催しています。

  • 虐待の無い支援をめざして
  • 与薬業務の見直しと改善への取り組
  • iPad を使用した利用者支援・業務効率化
  • 自己肯定感の低い知的障害を持つ利用者へのアプローチについて

など、さまざまな取り組み事例を発表しています。
事業団施設が取り組んだ事例を事業団内外の福祉施設の共有財産とし、支援技術の向上に活用していくため、事例研究発表会を開催するとともに、先駆的な取組みや困難事例等に積極的に取り組んでまいります。


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