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12のキモチをひとつに社会福祉法人 東京都社会福祉事業団

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お知らせ職員提案等

平成15年度から「職員提案」を実施。表彰委員会での厳正な審査の結果、表彰を行っています。

職員提案

東京都社会福祉事業団では、利用者サービスの向上、虐待防止、職員の育成、地域との連携や貢献など、より良い施設運営につながる様々な提案を、職員自らが積極的に行い、業務に活かしています。
また、その中から特に評価できる提案に対して、毎年、表彰しています。
令和4年度は33件の提案がありましたが、そのうち3件の取組が特に優れているものとして受賞しましたので、ご紹介します。

令和4年度 最優秀賞

「身体拘束解消に向けての取組 ~居室施錠開放に向けて~」
八王子福祉園 個人提案

他害があることなどから居室施錠を行っていた利用者さんについて、ほとんど施錠しないで生活できるように変えていった成功事例を分析し、変えていくまでのプロセスを示した点が高く評価されました。

    【改善のプロセス】

  1. ①過去の記録と現在の利用者さんのアセスメント結果から、開錠可能な状況を整理
  2. ②実績と影響力のあるベテラン職員が検証し、結果を棟職員へ周知することで棟職員の安心につなげる
  3. ③扉にかけるカードを作り、施錠時は赤、開錠時は青とし、視覚に訴えるようにした。
  4. ④記録を積み重ねることで、開錠できる時間も増加していった。

令和4年度 優良賞

「虐待防止研修 ~七人のサムライからのメッセージ~」
 希望の郷 東村山 虐待防止委員会 七人のサムライ

現場のリーダーであるチーフが虐待防止研修の講師を務めたことで受講者側に納得感が増したこと、講師を務めたチーフにも新たな学びの機会となったこと、楽しい映画やイベントのようなポスターを作ることで研修のイメージをポジティブなものに転換させたことなどが高く評価されました。  直接支援現場の現役のリーダーが語る言葉には、管理監督者層の語るものとは違う強さがあり、若手職員にとっては身近なリーダーの考えや想いに直接触れられる機会となったと同時に、チーフも若手職員からのメッセージを受け取り、お互いの理解の促進につながりました。 

令和4年度 特別賞

「あったかるた」を使用した虐待防止に係る意識改革
千葉福祉園 虐待防止委員会 にやりほっと・サンクスカードチーム

支援の現場等にある、にやりほっと等の場面を「かるた」にして、遊びを通じて権利擁護の意識を高めるという提案でした。かるたにすることで、障害の程度の軽い利用者さんも参加でき、職員だけでなく利用者さんの権利擁護への意識も遊びながら高めることができる点が高く評価されました。

事例研究発表会

当事業団では、職員の支援技術の向上等を目的として、障害者・障害児施設、児童養護施設それぞれの施設での取組事例を題材とし、事例研究発表会を毎年開催しています。

  • 寮の高齢化の現状を分析し、先端機器を導入することで改善を図っていった事例
  • 専門家によるコンサルテーションを受けて強度行動障害の頻度を減らしていった事例
  • 行動化の激しい児童の不穏を怖れずに向き合い改善していった事例
  • 手帳を持つ児童の障害児施設への移管を円滑に進めていった事例

など、さまざまな取組事例を発表しています。
事業団施設が取り組んだ事例を、事業団の共有財産とし、支援技術の向上に活用していくため、事例研究発表会を開催するとともに、先駆的な取組や困難事例等に積極的に取り組んでまいります。


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