子どもたちのくらし園での生活
学園生活について
本園では、2歳から18歳までの児童が生活しています。特別の事情がある場合は20歳まで在籍する場合があります。児童定員は130名です。
食事について

本園の一般寮での食事は、調理室から提供されたものを寮で配膳して食べています。それ以外に休日の朝食は寮の職員が考えた献立を調理しています。地域のグループホームでは毎日の食事は寮の職員が作っています。
子どもたちの誕生日には、希望の料理や、外食、ケータリングなどでお祝いしています。そのほかにも調理室の職員が寮に来て、子どもの目の前でお寿司を握って見せてくれたりすることもあります。
学校について

年齢に応じて幼稚園、小学校、中学校に通学しています。
東京都石神井学園は児童の人数が多いため、小学校4校、中学校3校に分かれて通学しています。
小学生・中学生はそれぞれ近隣の公立小学校、公立中学校に通っています。学齢前の児童も近隣の幼稚園に通っています。
高校生は、自分で選択した都内の高校(主に都立高校)に通っています。通学時間のかかる高校生は朝早く登校しています。大学等に進学する子どもに対しては、必要に応じた支援をします。
子どもたちの心のケアについて
家族と離れて施設に入所している子どもたちのこころのケアは、児童相談所の心理司や学園の心理職が行っています。学園の心理職が行う個別心理面接では、対話だけでなく、子どもの年齢や適性に合わせて、手芸・工作、遊びやスポーツなどを通して関わり、子どもが自己と向き合う過程をサポートしています。