専門的な支援強度行動障害
東京都東村山福祉園では、子どもたちの障害特性による生活のしにくさを踏まえて、一人ひとりの力(得意な面)に着目して行動障害の軽減に努めています。
強度行動障害への専門的支援
当園では、特別な支援が必要な強度行動障害を有する方への支援については、都内唯一の 「強度行動障害処遇加算費適用対象施設」として、これまで多くの方を受け入れており、現状でも当園利用者の約4割を占める状況にあるなど、長年にわたってその支援に携わりながら支援技術・ノウハウの蓄積に努めてきました。
強度行動障害とは何か
行動障害とは、「精神科的な診断とは別に、さまざまな養育上の努力はしても、自傷や他傷など行動面での問題が通常考えられない頻度と形式で継続している状態のこと」をいいます。
強度行動障害は、重度・最重度の知的障害を伴う自閉症の人たちに多く見られ、周囲の環境から情報を取り入れて情報を理解することが苦手であり、コミュニケーションの手段も限られています。
強度行動障害に対する支援
強度行動障害を有する方に対する支援にあたって最も大切なことは、強度行動障害に対する正しい理解を持ったうえで支援に当たることです。そうした課題となる行動が周囲を「困らせる」 ためのものではなく、利用者が「困っている」状態を表現しているサインであることをきちんと理解したうえで支援に当たることが重要です。
詳しくは下記PDFをご覧ください。