専門的な支援食事
食事
東村山福祉園では成長期の子供たちが健やかに成長できるように、健康状態や嚥下、そしゃくなどの食事機能の発達に配慮し、生活にゆとりと潤いのある豊かな食文化と、季節感あふれる食事を大切に食事の提供をしています。季節に応じた行事食や選択食、バイキング形式の食事など、楽しい食事の時間となるよう計画しています。
また、温冷配膳車を活用し、温かいお料理と冷たいお料理をそれぞれ適温で召し上がっていただいています。
栄養管理
栄養ケアマネジメントを実施しています。
子供たちの体の発育や食事機能の発達について個別支援計画を立てて、多業種(支援職員、医師、栄養士等)で構成したチームで支援します。
献立
常食(一般的な食事)は、エネルギー2,200kcal/1日を標準とし、個々の適正なカロリーは個別に配慮しています。
エネルギー、タンパク質、脂質、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミン類に配慮し、栄養士が献立を作成しています。
毎年、嗜好調査を実施し、子供たちの意見を反映した献立を提供しています。
食事時間
朝食:7時~
昼食:12時~
夕食:18時~
※各ユニットの事情により若干前後する場合があります。
食事の種類
発達段階に応じた食事
<主食>5段階の形態
1、 米飯(米に対して水分1.2倍で炊いたご飯)※銘柄によって水分調整あり
2、 軟飯(米に対して水分3倍で炊いた柔らかいご飯)
3、 全粥(米に対して水分6倍で炊いたお粥)
4、 ゼリー粥(お粥を粒のない状態にし、ゼリー状に仕上げたお粥)
5、 ミキサー粥(お粥を粒のない状態にしたお粥)
<副食>7段階の形態
1、 普通食・常食(一般的な食事)
2、 普通食・常食きざみ(一般的な食事を1cm程度にカット)
3、 後期食・軟菜(柔らかい食事、歯茎でつぶせる硬さ)
4、 後期食・軟菜きざみ(柔らかい食事を1cm程度にカット、歯茎でつぶせる硬さ)
5、 中期食・軟菜極きざみ(柔らかい食事を細かい粒が残る程度にカット、舌でつぶせる硬さ)
6、 中期食・ソフト(絹豆腐状~やわらかいゼリー状で、舌でつぶせる硬さ)
7、 初期食・ミキサー(粒のないポタージュ状で、噛まなくてもよい硬さ)
アレルギー食の対応
食物アレルギーの心配のある方は、食事の提供の仕方や、内容について事前にご相談させていただきます。(アレルギー調査書の記入をお願いしています)
行事食
季節に応じた様々な行事食を提供しています。
お楽しみ献立
週末は調理員が手作りしたおやつを提供しています。(月2回)
夏休みはバイキングが恒例になってきました。
その他
食堂では、子供たちの特性に合わせた机や椅子の配置で、落ち着いて食事ができる工夫をしています。
調理室では、徹底した衛生管理のもと、おいしく安全な食事作りを行っています。
お部屋ごとの温冷配膳車の活用で、提供直前まで、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たい状態で準備するため、適温のお食事を楽しむことができます。