お知らせ事例研究発表
事例研究発表
H29年度
障害・課題 | 支援内容 | 結果 |
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20代男性・自閉症 強い「こだわり」の表出 言葉での指示が伝わらない |
(1)一貫した対応をできるチーム作り (2)こだわる物への視覚的環境調整 (3)余暇時間の過ごし方の提供 (4)写真カードの改訂 |
こだわってしまう時間が短縮され、こだわる行動の表出頻度が減少した。 |
10代男性・重度知的障害・自閉症傾向 単独で職場まで自主通勤する必要性有 仕事をする上での障害(返事や伝達) |
(1)徒歩・電車での通勤練習の支援 (2)電車遅延など突発的な事案への対応への支援 (3)就労に向けた「ほうれんそう」の練習の支援 (4)卒業後の進路支援 |
自主通勤ができた。 突発的な状況への対応については要支援。生活の場でコミュニケーションの取り方を工夫するようになった。 |
10代男性・重度知的障害・自閉症 破壊行為、脱衣、こだわり、他傷 |
(1)こだわりを未然に防ぐ支援 (移動時の視覚的環境調整、万華鏡の活用) (2)玩具提供マニュアルを基にした、統一的支援 (3)余暇カードの活用 |
移動がスムーズにできるようになった。 情緒が大きく崩れることは少なくなった。 |
事故の予防・再発防止 支援方法の継承や経過の記録の徹底 職員のスキルアップ |
(1)危険予知トレーニング (2)危険予知訓練記入シートの活用 (3)職員のリスクマネジメントに対する意識向上への取組み |
職員の実践的な支援力の定着へとつながった。 |
H28年度
障害・課題 | 支援内容 | 結果 |
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20代・精神発達遅滞・自閉症 生活:グループホーム 通所:生活介護 他傷や物損行為がある 本人の自己肯定感が低く、不安定になる |
GH・生介で自己肯定感の低さに対する支援を行う (1)支援者としての立ち位置を把握する (2)距離感が及ぼす支援者の課題を支援者側が理解する (3)行動の背景を理解し、支援者の思い・感情をコントロールして本人と関わる |
不安定な状況について、グループホームでは引き続き見られるが、生活介護では減少してきている。今まで関わりが少なかった支援者も関わりを持つように取り組む。 |
30代男性・自閉症 他傷行為・食器をはらいのける・不潔行為・体重の著しい減 |
(1)心理職と連携し、「NCプログラム」を活用 (2)見通しを持てる生活の提供 (スケジュールボード・食事支援の見直し) (3)何もすることがない時間を減らす支援 (散歩支援の再開・個別外出支援の増加) |
他傷行為・食器をはらう行為・不潔行為が減少した。 |
10代男性・精神発達遅滞・自閉症 強度行動障害がある (自傷行為・他傷行為・奇声・物損行為) |
(1)医師と連携し、服薬調整を行う (2)他傷行為を防ぐための代替品の提供 (3)ストレスの軽減(位置にこだわっている物の固定) (4)スケジュールの組み立て支援 (5)本人が選択できる余暇を複数用意 |
ストレスの軽減、スケジュールの組み立て支援、余暇の用意によって、情緒が安定し、他傷行為が減った。 |
感染症情報の、看護師・検査技師・薬剤師間での共有 感染症拡大防止 職員の感染症に対する意識の向上 |
(1)感染症情報の集約 (2)園内の感染症の状況が、職員間で閲覧しやすくした (3)感染症情報の更新 (4)感染者状況の報告、注意喚起 |
職員間で共通認識を持つことで、早めに感染症対策をとることが可能となり、利用者の健康維持に役立てることができた。 |