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日野療護園 日野療護園

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園について 園長あいさつ

近年の科学技術の発展は我々の生活を大きく変貌させました。ICTやAI、IoTといった言葉が当たり前に使われていることに象徴されるように、それらによってもたらされる利便性は、もはや手放せないものとなっています。
一方、「超高齢化社会=労働人口の大幅な減少」というロジックへの対策の一環として、業務の効率化や生産性の向上という名目のもと、労働力のテクノロジー化という時代に突入しているという側面があるのもまた事実です。
ある調査では、日本の労働人口の約半数が人工知能やロボット等で代替可能とまで言われています。
障害者福祉の現場においてもそれは例外ではなく、例えば介護ロボットや高機能の福祉用具はまさに日進月歩の勢いで開発されており、その導入によって利用者の快適さや支援者の負担軽減といった効果に繋がっています。
しかし、どれだけ技術革新が進んだとしても、人と人との関わりが障害者福祉の基本であることに変わりはありません。
ふれあいを省略してもサービスを提供できてしまう現代だからこそ、“人”を大切にするということに重きを置かなければならないと強く感じています。

日野療護園は1981(昭和56)年、身体に重い障害をもつ常時介護が必要な方を対象とした都立施設として、日野市落川に開設しました。1999(平成11)年に社会福祉法人東京都社会福祉事業団に運営委託された後、2006(平成18)年からの指定管理施設としての期間を経て、2015(平成27)年に法人初の自主運営施設として新たなスタートを切り、現在に至っています。
昭和、平成、令和の3つの時代を、ご利用者をはじめ、福祉関係者や地域、ボランティアの皆様など、多くの方の支えをいただきながら発展してまいりました。そしてこれからも試行錯誤しながら歩み続けていきます。
時代が移り変わろうとも、当園の根幹である利用者本位のサービスの徹底を第一に考える。ご利用者の自己実現のため、おひとりお一人の思いを受け止めるため、支援者全員が日々邁進する。そんな、サービスを受ける側・提供する側の双方が笑顔でいられるような施設でありたいと思います。

最後に、日野療護園のホームページをご覧いただきありがとうございます。皆様のまなざしや声が私たち支援者の活力となります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

日野療護園 園長 西澤 巧の写真

日野療護園 園長 西澤 巧


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