2024年7月の献立表（予定）

魚介類の栄養について

　魚介類には良質なたんぱく質のほか、生活習慣病予防効果が期待される不飽和脂肪酸のEPAとDHAが含まれています。EPA、DHAともに血流を改善し、動脈硬化や血栓症を予防する効果が知られています。とくに青魚（背が青い魚）のアジ、マイワシ、サバ、マグロ、サンマ、ブリなどに豊富です。

　魚は、血液色素たんぱく質のヘモグロビンと筋肉色素たんぱく質のミオグロビンの１００ｇあたりの含有量によって赤身魚と白身魚に分類されます。

＜赤身魚＞
・色素たんぱく質が１００ｇあたり１０ｍｇ以上含まれいるので肉色が赤い。
・遠洋、近海の回遊魚で、持久性のある筋肉量が多く、鉄を含む。
・脂質に富み、味は濃厚。

＜白身魚＞
・色素たんぱく質が少ないため、肉色は白い
・沿岸や海底、砂地などに生息。筋肉量が少ない。
・味は淡白で低カロリー。