事業団について 介護見守りロボット A.I.Vewlife(エイアイビューライフ)
導入理由
A.I.Vewlife(エイアイビューライフ)を設置した生活寮は、知的に最重度の障害を抱え、病気療養中の利用者様が生活しており、職員一名での夜勤時における利用者様の見守りを行うにあたり死角が多く、詳細な状況把握が難しい状態にあった。
そのような状態の中、東京都のトライアル事業の案内があり、その中から録画機能もある『介護見守りロボット A.I.Vewlife(エイアイビューライフ)』を申し込み設置するに至った。
導入にあたっての課題や経緯
- 新しい機械を導入するにあたって、その使用方法に係る職員の不安感を解消するため、業者が来園しての説明会を数回実施し、窓口となる職員への説明が行われた。窓口になった職員も解消できない疑問点に関しては、業者が機械を遠隔操作して対応し、使用方法を浸透させていった。
導入時期及び活用状況・事例
令和4年3月11日
機器導入後の効果
- スマホ型のモニターを持ち運ぶことにより、職員室を離れてもA.I.Vewlife(エイアイビューライフ)が設置されている利用者様の動きを確認することができた。
- 入眠時に浅眠気味の利用者様に対しては、これまでの離床センサーでは音が鳴りっぱなしになり都度訪室していたが、モニターを確認できるので職員の負担軽減だけでなく、利用者様の入眠状態を守ることにも繋がった。
- 生体見守りセンサーにより、バイタルの計測などせずとも、利用者様の状態確認が行えることとなった。
- 機器は固定ではなく、必要に応じて移設が可能なので、今後の運用においても汎用性が高いことが予想される。
