サービス内容日中活動
東京都七生福祉園の日中活動支援は活動支援棟にて行われます。そこへ就学前の幼児と、特別支援学校卒業後の若い利用者から高齢者(80歳代)まで、160名近くが日中活動として月曜日から金曜日の間、生活の場である寮から通ってきています。
活動内容は年齢・利用者特性に合わせたセクションがあり、利用者がそれぞれの活動を楽しんで参加しています。その他、講師を招き、ミュージックセラピー等の特別活動を定期的に行っています。
また、地域とのかかわりとして、地域出店販売会等も定期的に実施しています。

活動時間
8:30~8:50
ミーティング
9:00~11:30
班活動
11:30~12:00
利用者送迎
13:00~15:30
班活動
15:30~16:00
利用者送迎
各班紹介
手工芸班
手工芸班では、スエーデン刺繍、刺し子、裂き織り、結び織り、ビーズ、編み物等にそれぞれで取り組んでいます。出来上がった作品はボランティアさんがポーチやバック等の製品にしてくださり、販売しています。
オーダーメイド注文も承っています。
なお、作品の仕上げボランティアを募集しています。ご自宅に持ち帰り、無理のないペースでのお手伝いをお待ちしています。

智剣班
智剣班では、高幡不動尊にある剣の形をしたお守り(智剣)を作っています。
それ以外には、
- 消臭用竹炭(キャンディ型マグカップ付)
- プランター及び鉢底用の竹炭
等も製作しています。

紙加工班
紙加工班では、受託加工(業者から材料を受け、製品に加工する)として、契約している業者さんから袋の材料を預かり、利用者が各作業工程を自分のペースで行い、紙袋を完成させます。

いきいきプラザ
いきいきプラザでは、高齢・虚弱な方を対象に、月曜日~金曜日の午前中まで活動を行っています。午前中は、ストレッチ体操・舞リハ・レクリエーション・ダンス等の集団活動を楽しみながら心身の健康の維持、老化の予防に努めています。
午後は個々の趣味的活動(手工芸・絵画・シール絵・塗り絵等)を本人の希望に合わせて行なっています。

あしたば班
あしたば班には、比較的元気な高齢者が所属しており、月曜日~木曜日の午後のみ活動しています。午前中は、紙加工・智剣・手工芸・ふぁーまーずの各班で作業を行なっています。
午後の活動では、老化防止・趣味・レクリエーション等の活動を通し、生きがいや楽しみを持てるよう支援しています。また、体育館でゲームやダンスを行なったり、映画会等も実施しています。

ほのぼの活動
ほのぼの活動では、いきいきプラザ・あしたば班の高齢利用者を中心に、午後の活動時間と平行し、専任講師を招いて、絵画・レクリエーション・音楽リトミックの活動を行なっています。
ふぁーまーず班
ふぁーまーず班では、畑作業をして、無農薬・無化学肥料野菜の生産をしています。他には、自分たちで育てた果物を使ったジャム作りや、地域の花屋さんから委託された「不要生花」の処理、ダンボール回収作業をしています。
菓子製造業の許可を取得し、ジャムの販売も始めました。

しいたけ班
しいたけ班では、春、秋を中心に、原木椎茸の生産をしています。毎年1,000本の原木を購入し、みんなで菌打ちをして育てています。
夏は菌床きくらげ、冬は菌床しいたけを生産しているほか、乾物等の加工も行い販売しています。

地域移行について
地域生活への移行を目指す利用者の自立訓練を生活寮と連携し、生産活動の各班において活動の提供を行い、一体的に支援しています。

日中保育
日中保育には、3歳~就学前の子ども達が午前中に、低年寮から通ってきます。曜日ごとにプログラムを替え、学習、リズム遊び、運動やお散歩、個別リトミック、プール遊び等を実施しています。
バスに乗っての遠足や、近隣の保育園と年間を通した交流も行っています。

日中活動、班活動について詳しくはPDFをご覧ください。