2025年5月13日
【現場で働く職員の声NO.1寮職員】
Yさん・女性・保育士・八街学園5年目
≪児童養護施設で働こうと思ったきっかけを教えてください≫
大学時代に配属された実習先が八街学園でした。実習を通して自分も八街学園でこどもたちの支援を行いたいと思い、就職を決めました。
≪業務内容を具体的に教えてください≫
生活支援は主に食器洗いや掃除洗濯等の環境整備、生活習慣や社会性を身に付けられるような声掛けも行っています。平日こどもたちが学校に行っている間は児童相談所や保護者など外部と連絡を取ったり、職員会議を実施しています。児童相談所とはこどもの様子を細かく共有し、必要な際には面会をお願いしています。職員会議では学園全体の支援を見直し、職員向けの研修を行ってより良い支援に繋がるよう日々検討しています。休日はこどもたちと遊ぶ時間も大切にしています。また、不定期で通院対応等も入ってくるため、毎日忙しいですがこどものためを思って業務に取り組んでいます。
≪どんな時にこの仕事のやりがいを感じますか?≫
私は同じ寮で働いて5年目になるので、こどもたちの成長を日々間近で感じています。できなかったことができるようになったり、関係が深まったことを感じられたりするときにとてもやりがいを感じます。信頼できる大人が一人でも増えれば良いなと思いながらこどもたちと接しています。
≪職員間の雰囲気を教えてください≫
実習生の時から感じていましたが、職員間で相談しやすい雰囲気があると思います。年齢が近いこともあり、互いに助け合いながら働くことが出来ています。
≪リーダーとしてどんなところが大変ですか?また、どんなリーダーを目指していますか?≫
今年度からサブリーダーとなったのでまだ大変さは実感できていませんが、フロアリーダーと寮職員を繋ぐ立場を目指しています。寮の予定や意見をフロアリーダーに共有したり、フロアリーダーと意見交換を通して方針を固めて寮職員に共有したりできるようにして、円滑なチームワークが出来るよう努力しています。
≪困難を感じたことはありますか?また、どのように解決しましたか?≫
こどもにやってはいけないことを伝えても繰り返してしまう時、自分の支援を見つめ直しても解決策が見つからず困難に感じることがあります。その都度、上司や先輩職員に相談し、時には外部を頼りながら解決できるように取り組んでいます。
≪ほっこりエピソードを聞かせてください≫
先日こどもと電車で外出した際、自らお年寄りに席を譲っているところを見たときです。優しい気持ちがしっかり育っているんだなと再確認できて嬉しかったです。
≪八街学園のどんなところが素敵だと思いますか?≫
職員間の雰囲気が良いところです。仕事をする上で相談しやすい環境が私にとって一番重要な部分なので、働き続けたいと思うことが出来ています。