2016年11月29日
マカトンサインを学んでいます。
当園の利用者さんと職員とのコミュニケーションを取る方法として、これまでも、手話やマカトンサインを活用していました。しかし、表現が曖昧だったり、中途半端に表われていたりしたように思いました。
そこで、しっかりとマカトンサインとは何なのかを知りたく、色々探しているうちに、練馬区にある、日本マカトン協会(旭出学園)を知りました。
旭出学園のマカトンサインの講習会に、今年度は手話のできる園職員2名が参加しました。
核語彙330語のサイン(手を動かして表す技法)とシンボル(絵などで表示したものを提示する方法)の表し方を学んできました。
講習会後、当園の他の職員でも、勉強したいと願う職員のため、第1・3週火曜日と第2・4週木曜日マカトンサインの勉強会を開いています。
勉強会では、実際に手を動かしています。マカトンサインの中には、手話も混ざっていたりする単語も有るので、少し混乱する事もあります。実際に理由や意味を知ることにより理解しやすく楽しく勉強をしています。利用者さんとのコミュニケーションをとるために活用していきたいと思います。
※マカトン法は、言語やコミュニケーションに問題のある子どものために、英国で開発され、世界の40ケ国で使われている言語指導法です。
マカトン法では、音声言語・動作によるサイン・線画シンボルの三つのコミュニケーション様式を同時に用いることを基本とします。
マカトン法によって、言語理解、音声表出、コミュニケーション意欲の向上がうながされます。理解言語にくらべて表出言語に問題のある場合には特に効果的です。
(旭出学園教育研究所にある日本マカトン協会より)