2021年12月22日
CAPワークショップ
みなさま、CAPをご存じですか。

CAPとはアメリカで生まれた「子どもへの暴力防止」のプログラムです。小山児童学園では、
毎年、このプログラムを子どもたちに提供しています。
CAPは資格を持ったスペシャリストを招いて行います。
本日は職員向けの大人ワークショップを実施しました。大人ワークショップでは、子どもに
提供されるプログラムについて学びます。

私たちは誰もが大切な権利を持っているかけがえのない存在であることを、3つのキーワードを
使って、わかりやすく説明します。

この大切な権利を守るために何ができるのか、「劇」を通して学びます。
ここでは友だちの助けを借りて、自分の大切な権利を守ることができました。

知らない人に声をかけられた時の護身術も学びます。手をつかまれた時はこうやって肘を使って…
大人の手が離れたら、身を守るため逃げます!
CAPが教えるのは単なる護身術ではありません。逃げたあと、誰かに「相談する」ことでつながる
コミュニティを大切にしています。

最後は、子どもの話を聴く練習をします。

大人は子どもの話を聴いているつもりでも、いつの間にか自分ばかりがしゃべっていたなんて
ことはないでしょうか。子どもの話を「聴く」とはどういうことか?基本的姿勢と伝えたい言葉
について、練習を通して学び、自らの気づきにつなげます。
ワークショップで学んだことを子どもたちの生活の場で活かしたいと思います。
ご協力いただいたCAPユニットのみなさま、ありがとうございました!