2015年3月31日
旅立ち ~そして始まりの日~

3月15日、石神井学園の体育館にて、毎年恒例の「卒園・卒業を祝う会」が盛大に開催されました。
「卒園・卒業を祝う会」は、その名の通り石神井学園を卒園する児童に対し、その卒園を祝い、エールを送る会です。

今年は、男児3名、女児8名の計11名の児童が卒園を迎えました。
在籍期間や進路は皆様々ですが、不安と期待を胸に学園から巣立っていくことに変わりはありません。
式典の始まりは卒園生入場です。
卒園生はスーツに身を包み、緊張した面持ちの子、笑顔の子、恥ずかしそうにうつむいている子など、それぞれの姿が印象的でした。
花束贈呈で出身寮の児童から声をかけられると、緊張もほぐれたのか、笑顔が見られました。
また、日頃からお世話になっている学校の先生や関係機関の方々をお招きしました。
“明けない夜はない”
落ち込んだとき、考えるときは、暗い夜ではなく朝にしましょう。
素敵な言葉を贈っていただきました。

2部の茶話会では、学園ダンスチームのダンスでスタート。
その後は、各寮の子どもたちと職員から卒園生を送るための出し物を披露します。歌やダンス、なつかしい写真映像とともに卒園生にメッセージを送りました。
笑い・涙・感動ありの温かい贈り物でした。
最後は、卒園生からの言葉です。
入所した日から今日までを振り返り、支えてくれた方々への感謝の言葉、自立後の目標や決意を、その子なりの言葉で皆に伝えていました。
成長した姿、心のこもった言葉に、一同、感極まるものがありました。
式に出席した子どもと職員全員で、森山直太朗のさくらを歌い、卒園生に贈りました。
とても素敵な旅立ちの日になりました。