2016年3月31日
ひな祭り
「お内裏様に、お雛様、二人並んですまし顔…♪」
庭先で、桃の香りと共に、懐かしい歌声が聞えました。
そして、石神井学園のエントランスには、今年も立派なひな人形が飾られました。

たくさんの人たちに、「健やかで幸多かれ」との思いで、人形たちは、今年も優しい笑顔で、みんなの成長を見守ってくれています。
3月3日は、桃の節句とも呼ばれています。
中国からきた習慣で、季節の変わり目に旬のものを食べて、邪気を払うのが目的のようです。中国では、川で身を清めて災いや邪気を払うという習慣が、日本に伝わった時に、自分の災いを人形に代わりになってもらい、川に流すようになったそうです。
また、その頃、貴族の女の子の間で、紙の人形で着せ替えやママゴトをする「ひいな遊び」が流行っていたので、合わさって「ひな祭り」となったと言われています。

3月3日の夕食は「ひな祭り献立」を子どもたち皆で楽しみました。
・海鮮五目ちらし
(春の味をたくさん盛り込んだおすしで、旬のものを食べて健康を願います。)
・菜の花からしマヨネーズ
・はまぐりの潮汁
(はまぐりはこの季節に採れる貝で、一対の貝がらはぴったりと合い、よい相手と出会えますようにという意味がこめられています。)
・桜餅

・雛あられ(紅は桃の花、白は雪、緑は草が生え始める季節を意味しています)
・白酒
みんな健やかに、春を迎えることが出来ました。