2017年7月3日
研修風景 その①
石神井学園では、職員の経験年数に応じた研修を計画的に実施しています。
今回は寮でリーダーをしている
中堅職員の研修風景をご紹介したいと思います!!

講師は元鎌倉女子大学 教授で、現在石神井学園のスーパーバイザーとして指導・助言していただいている加藤先生をお迎えして行いました。
中堅研修のテーマは「チームリーダーに求められること」 です。
研修は全2回を予定していて、今回は第1回目にあたります。
今回のポイントとして
①チームをまとめる力
②より良い支援をするためチームの質をどうあげるか
以上を3グループに別れ、先生の助言の下、グループディスカッションしました。

事前課題で自分の意見を書いた付箋を持ち寄ります。


視覚的に分かりやすいよう付箋を使いながらカテゴリー分けします。


先生からの助言にも熱が入ります!!



各グループまとまってきました。
まとめた内容を踏まえ、各グループで石神井学園が求めている理想のリーダー像を
ストーリー仕立てで発表!!
加藤先生から総評後、『人を育てるリーダーとは』について
講義をしていただき、自分たちが目指すリーダー像について理解を深めました。
3グループの考えをまとめた物が↓こちらになります。
【石神井学園のチームリーダー像】
石神井学園におけるリーダーとは、業務遂行能力・コミュニケーション能力・人間的魅力の3つの力が備わっている人が理想といえる。
【業務遂行能力】
明確な目標や道筋を示しつつ、調整や判断に優れチームメンバーに業務を振り分けることができる。同時に自身が率先し行動して目標への推進力を高めていくことができる。
【コミュニケーション能力】
チームメンバーへの配慮や気遣いをしながら、伝え方や聴き方、表現方法を考えることができる。
【人間的魅力】
心身共に健康であり自身の体調管理ができている。常に自己研鑽を怠らず、知識やスキルを磨いていく姿勢を持つ。仕事に対して情熱的でユーモアやセンスを兼ね備えている。
チームリーダーとしては、これらの力を備えていることが望ましい。
【チームの質を上げるためには】
チームの質を上げるためには、支援に対する実現可能な目標や理想像の共有が必要である。そのためにチームメンバーの良いところを褒めながら個々の強みを活かしていく。挨拶や気遣いといった基本を押さえつつ、感謝と思いやりをもって意見交換や情報共有をしていく。また、チームを構成するメンバーがやりがいと責任感を持ち、知識・専門性が向上し問題解決能力を高めていくための働きかけができる能力が求められる。
高い理想像ですが、少しでも理想に近づけられる様、職員一同頑張りたいと思います。
☆最後に参加者で記念撮影☆


今後とも中堅研修は続けていく予定です。